Paddle
概要
Paddle は、ソフトウェアや SaaS ビジネスを対象とした merchant-of-record (MoR) プラットフォームです。他の MoR サービスと同様、Paddle は法的に販売者となります。支払いを処理し、世界中の消費税、VAT、GST のコンプライアンス (申告と納付を含む) をあなたに代わって担います。決済に加えてサブスクリプション課金、請求書発行、収益管理ツールも提供しており、ソフトウェア企業向けの完結した「決済 + 税務 + 課金」レイヤーとして位置づけられています。
強み
- Merchant of record: 世界中の税務登録、徴収、納付は Paddle の仕事であり、あなたの仕事ではありません。
- 強力なサブスクリプションと継続課金機能 — プラン、トライアル、日割り計算、督促 (dunning)。
- 消費者向けの単発購入だけでなく、請求書発行や B2B の販売フローにも対応。
- 国際的に規模を拡大するにつれて、コンプライアンスやチャージバックの負担を軽減。
トレードオフ
- 手数料は素の決済プロセッサよりも高く、Paddle が引き受ける税務・コンプライアンス業務を反映しています。
- Stripe で直接構築する場合に比べ、チェックアウトフローの細部に対する低レベルなコントロールは限定的。
- Paddle が販売者の責任を負うため、審査やオンボーディングがより厳格な場合があります。
- 最適なのはソフトウェア/SaaS であり、物理商品やマーケットプレイス向けには設計されていません。
最適な用途
SaaS やソフトウェア企業 — 特に国際的に販売している企業 — で、課金と世界中の税務コンプライアンスをまとめて任せ、チームが多数の国にまたがる VAT 申告ではなく製品に集中したい場合。
バイブコーディングとの相性
Paddle は、サブスクリプション製品を構築していて税務コンプライアンスの泥沼を完全に避けたい場合のバイブコーディングに適しています。Paddle のホスティング型またはオーバーレイ型チェックアウトをエージェントに指し示し、サブスクリプションを有効化する webhook と、キャンセルや更新を処理する webhook を実装させましょう。Paddle が merchant of record であるため、エージェントには税務ロジックを構築しないよう伝えてください。その仕事はフルフィルメントと、アプリのサブスクリプション状態を Paddle のイベントと同期させ続けることです。
// Handle a Paddle subscription webhook (server-side)
export async function handlePaddleEvent(event) {
switch (event.event_type) {
case "subscription.activated":
await grantAccess(event.data.customer_id);
break;
case "subscription.canceled":
await revokeAccess(event.data.customer_id);
break;
}
}