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04

アイデアから仕様へ、数分で

どんなプロジェクトも、最初はぼんやりとした思いつきから始まります。「読書の記録をつけられるアプリが欲しい」。これはよい種ですが、そこから直接ものを作ることはできません。あなたのAIにとっても同じです。曖昧なアイデアをAIに渡せば、出てくるのは曖昧なソフトウェアです。頼んでもいない機能、頼んだのに足りない部分、そして自分でも理解できないコードの山が生まれます。

その解決策が**仕様(スペック)**です。これは、何を作るのか、そして何を作らないのかを、平易な言葉で書いた短いドキュメントです。よい知らせがあります。AIを思考のパートナーにすれば、一行のアイデアから組み立て可能な仕様まで、何日もかけずに数分でたどり着けます。この章では、そのやり方を紹介します。

仕様が何ではないのかをはっきりさせておきましょう。それは契約書ではありませんし、会議で守りに回って弁護するような設計書でもなく、一度書いたら凍結するものでもありません。自分自身と自分のAIに宛てた、作業用のメモです。学びながら編集していくものです。目指すのは完璧なドキュメントではなく、次の一時間の作業を前の一時間より明確にしてくれる十分によいものです。

  1. 04.1なぜ「ノリ」ではなく仕様が必要か
  2. 04.2ステップ1: 問題を明確にする
  3. 04.3ステップ2: スコープと非ゴールを定義する
  4. 04.4ステップ3: ユーザーストーリーを書く
  5. 04.5ステップ4: 軽量なPRDを起草する
  6. 04.6ステップ5: データモデルをスケッチする
  7. 04.7ステップ6: 仕様をVibeサイズのタスクに分割する
  8. 04.8仕様を生かし続ける
  9. 04.9よくある罠: 問題ではなく解決策を仕様化してしまう
  10. 04.10その見返り

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