ステップ2: スコープと非ゴールを定義する
これは最も価値があり、最も飛ばされがちなステップです。非ゴール — あえて作らないもの — は、「気の利いた」おまけを足したがるAIからあなたを守ってくれます。
私たちの読書トラッカーなら、スコープはこうなるかもしれません。
- スコープ内: 本を追加する、読書中/読了とマークする、一覧を見る、読み終えた本を評価する。
- スコープ外(非ゴール): ソーシャル機能、レコメンド、Goodreadsからのインポート、モバイルアプリ、ユーザーアカウント。
2つの列を思い浮かべてください。左には作ると決めたものすべて、右にはあえて飛ばすものすべて。その間の線が、v1を小さく保つ境界です。
┌───────────────────────┬───────────────────────┐
│ スコープ内 │ 非目標 │
├───────────────────────┼───────────────────────┤
│ 本を追加 │ ソーシャル機能 │
│ 読書中/完了 │ おすすめ │
│ 一覧表示 │ Goodreads取込 │
│ 読了本を評価 │ モバイルアプリ │
│ │ ユーザーアカウント │
└───────────────────────┴───────────────────────┘
今すぐ作る ◀───────────────────▶ 今はやらない
非ゴールを書き出すことには2つの役割があります。最初のバージョンを実際に完成させられるほど小さく保つこと。そして、AIが脱線したときに貼り付ける一文を用意できることです。「思い出して、アカウントはv1の非ゴールだ。ログインは追加しないで。」
非ゴールとは「決してやらない」ではなく、「今はやらない」です。ユーザーアカウントを非ゴールに挙げても、あなたのアプリが永遠にそれを持たないという意味ではありません。それがこのバージョンの一部ではない、というだけです。だから今日その代償を払わずに済みます。この捉え直しが大切です。よいアイデアを諦めているような気分にならずに、機能にノーと言えるようになるのです。あなたは単に順序づけをしているだけです。非ゴールリストの項目のほとんどは、実のところ姿を変えたv2のバックログであり、それでよいのです。どこかに書き留めて、先へ進みましょう。