差分を批判的に読む
差分とは、何が変わったかを正確に示すリストです。赤い行は削除、緑の行は追加。差分を読むことは、バイブコーディングで最もレバレッジの高い習慣です。なぜなら、頼んでいないことをAIがやっているのを捕まえられる場所だからです。
すべての行を理解する必要はありません。次のような危険信号をスキャンしましょう。
- 変わるはずのないファイル。 なぜ設定ファイルが触られたのか?
- 削除されたコード。 バリデーションチェック、エラーハンドラ、テストを「パスさせるため」に消していないか?
- シークレットやハードコードされた値。 コードに入っているべきでないAPIキー、パスワード、URL。
- 無効化されたチェック。 スキップされたテスト、コメントアウトされたガード、
// @ts-ignore、緩められた権限。 - スコープのはみ出し。 頼んだこととかけ離れた変更。
何かおかしく見えたら、こう尋ねましょう。「Xを変えた理由を説明して。それは頼んでいない」。特に削除については、AIに正当化させましょう。「エラーの原因になっていたから」は、そのエラーを理解する理由であって、チェックを削除する理由ではありません。
習慣を身につける実践的な方法。変更を受け入れる前に差分を読み、決して後ではなく。コードが一度マージされ、アプリが動いているように見えたら、あなたは二度と戻って読みはしません——強制する摩擦がないからです。レビューの瞬間が、決定の瞬間でなければなりません。ここでツールが役立ちます。git diff --stat はファイルごとに1行のサマリーをくれるので、予想外のファイルがすぐに目に飛び込みます。プルリクエストのページでレビューすれば、エディタのあちこちに散らばる代わりに、変更全体をスクロール可能な一画面に表示してくれます。