まとめと実践
重要なポイント
- バイブコーディングとは、何を なぜ 作るかの主導権を握ったまま AI にソフトウェア構築を指示することであり、説明できないコードを盲目的に出荷することではない。
- すべてを支える原則は 出荷するものを理解せよ だ。自分でタイプする必要はないが、弁護でき、修正できなければならない。
- ボトルネックは生産(速くタイプすること)から、仕様化とレビュー(明確に記述し、批判的に判断すること)へ移った。
- 意図 → 生成 → レビュー → 洗練のループの中に身を置き、実際のエンジニアリングが起きるレビューの段階を決して飛ばすな。
- モデルの自信はシグナルではない。あなたの検証こそがシグナルだ。センスと判断力こそが希少で、複利で積み上がるスキルだ。
やってみよう
本当に理解している小さな関数を一つ選ぼう — 「パスワードがポリシーを満たすか検証する」や「バイト数を人間が読める文字列に整形する」など。精密なプロンプトを書き(シグネチャ、ルール、エッジケース、テストの依頼)、生成したうえで、意図的に レビュー の段階を実行しよう。少なくとも一つのエッジケースを手でたどり、コードが処理しているか確認しよう。処理していなければ、「直して」ではなく精密な洗練プロンプト(症状 + 原因 + 修正)を書こう。目的は、完全に評価できるコードの上で、ループ全体を最初から最後まで一度体感することだ。
この章のプロンプト
私のペアプログラミングのパートナーとして振る舞って。小さく自己完結した
関数を説明する。コードを書く前に、私が確認できるように要件を整理し直し、
処理するエッジケースを列挙して。それから、それらのエッジケースを網羅する
単体テストとともに関数を書いて。
関数: <一行の説明>
入力 / 出力: <型と形状>
制約: <スタック, 使う/避けるライブラリ, 性能の制限>
コードの後に、私が検証すべき前提があれば指摘して。
要件を満たす最も単純なバージョンに留めて。